「あらまき通信」カテゴリーアーカイブ

あらまき通信

3月

「三寒四温」の言葉どおり、季節のうつろいを肌で感じるようになりました。少しずつ気温が高くなり、日差しもやわらかくなってくるのと同時に草花の蕾もふくらみ始めました。
子どもたちが「春よ来い」や「春が来た」等の歌声を響かせている間に卒園式や修了式が近づいて来ました。年長組の教室からは、「何時のことだか思い出してごらん、あんなことこんなことあったでしょう」という「一年中の歌」を練習する声が聞こえてきます。幼稚園にいらっしゃるお母さんの中には「うちの子ももう卒園なのね。なんて早いんでしょう」と感慨深そうな表情を見せられる方もおられます。
今年、あらまき幼稚園を卒園する子どもは79名です。「ひよこ組」から入った子は約4年、年長から入園した子は1年と、園で過ごした期間は様々でしたが、どの子どもも明るく元気で素直に成長しました。とりわけ大きな事故もなく卒園の日を迎えられること、何よりと思っています。
年少・年中の子どもたちも進級に向け、張り切って生活しています。
今年は、花の便りが早く聞かれそうです。桜の蕾が大きく膨らむ頃、子どもたちの希望に満ちた新しい生活が、また始まることでしょう。

2月

「大寒む小寒む、山から小僧が飛んできた」。少し前まではこんな歌も聞かれる時もあったのですが、めっきり雪が少なくなりました。ここ仙台も1月は雪らしい雪は降っていません。暖かい南の地方からは、春の便りが聞かれるようになりました。
例年、1月はインフルエンザやウイルスによる胃腸炎等で園児の欠席が急に多くなるのですが、ようやく下火になりました。園庭では、日差しを求めて先生と子どもたちが手を取り広がって遊ぶ姿が見られるようになりました。年中や年長の学年には、縄跳びに挑戦する子どもが多くいます。室内では、鬼の面作り、毛糸を使っての指編み等も行われています。年少児も、他の学年と交流して遊べるようになりました。
あらまき幼稚園は、今年開園30周年を迎えました。30周年を冠にした諸行事も無事終え、記念事業の「航空写真の撮影」と「開園30周年記念誌の発行」も予定通り行うことが出来ました。関係の皆様方から温かいご理解とご支援をいただきましたこと感謝申し上げます。
さて、いよいよ2月です。3学期の教育日数の3分の1を過ぎました。「二月は逃げる、三月は去る」という言葉がありますが、卒園式や修了式までの残り少ない日々を、子どもたちにとって楽しい遊びが体験できるよう、また、発達段階に合わせての生活習慣の定着を目指し、教職員一同努力してまいります。

1月

新年おめでとうございます。雪の少ない穏やかな新年となりました。208名の園児と17名の教職員も無事越年致しました。
1月9日(金)の第3学期始業式には、17日ぶりに全員がホールに集まり新年の挨拶を交わしました。明るい子どもたちの表情の中に凛とした雰囲気が漂い「三学期は一年のまとめ、気持ちを新たにして頑張るぞ」という意気込みが感じられました。とりわけ年長児は、卒園に向けての心の準備と小学校入学に対する期待感を表していました。三学期の教育日数は、46日です。保育の充実と日々の生活の向上という麺から、教職員一同努力してまいります。
さて、あらまき幼稚園は今年で開園30周年を迎えました。幼稚園要覧の冒頭に次のように記されています。「幼稚園の設置を望む地域住民の願いと地元優志の寄付行為と仙台市の助成を得て誕生した学校法人荒巻学園です。地域に根ざした幼児教育機関として、常に幼児教育の充実向上を目指します。」私たち教職員は、設立の趣旨を改めて確認し、新しい幼稚園の第一歩を踏み出したいと考えています。この度「あらまき幼稚園開園30周年記念誌」を発行し、園児の全家庭と関係の皆様にお配りいたしました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

12月

あらまき幼稚園の教育内容の1つに、「お年寄りとの交流」があります。これまでも、さまざまな催しに身近にいるお年寄りをお招きし参加していただきました。12月の「生活発表会」、1月の「餅つき大会」にもおいでいただく予定です。
お年寄りのいる施設を訪問し交流することも年長組の恒例行事として、長く受け継がれています。今年も10月と11月の二回に分けて「桜ヶ丘デイサービスセンター」を訪問しました。お年寄りの集まっている部屋に子どもたちが入ると、「あら、かわいいこと」、「めんこいね」、「どこの幼稚園なの」等の声が上がります。一緒に歌を歌ったり、手遊びをしたり、肩たたきをしたり、自己紹介をしたりしているうちに子供とお年寄りがすっかりうち解けます。わずかの時間ですが、部屋がぱっと明るくなります。お年寄りの皆さんは顔をほころばせ、目を細めて子どもたちの様子を見てくれます。中には子供の手を握りしめ、涙ぐんでいる方もいます。初めは緊張気味の子どもたちでしたが、施設を後にする頃にはとてもよい表情になります。
9月から12月までは、運動的な行事、自然と触れ合う行事、絵・音楽・劇遊び等文化的な行事が続きましたが、お年寄りとの触れ合い活動は子どもたち一人一人の心の中に何かを残したのではないかと信じています。この時期、子供の心の成長という点でとても大切な行事であったなあと感じています。

11月

秋の日差しを受け、みてみて山からの落ち葉の舞い散る中、今日も子どもたちは元気に遊んでいます。「秋・実る」の言葉どおり、今あらまき幼稚園の子どもたちは秋の自然を満喫しています。
10月にはたくさんの行事がありました。遠足では学年ごと動物園、園芸センター、台原森林公園と園外でも自然に触れることが出来また。学童農園でのサツマイモ掘りでは、土の中のイモの様子を知り掘る感触を味わいました。翌々日、園に持ち帰ったサツマイモで芋煮会をしました。園庭に竈を作り、大鍋に肉や野菜をたっぷり入れ薪でグズグズ煮て出来上がり。みんなでテーブルを囲んで給食のおにぎりをほおばりながら食べる芋煮は、最高でした。また、年長組の子供がお世話して育てた秋野菜は豊作でした。「野菜は嫌い」と言っていた子供も、給食やお弁当のおかずとして調理した野菜を出されると、「みんなと一緒なら食べられる」と言っておいしそうに口にする姿が見られました。
あらまき幼稚園には「たくさん遊び、いろいろ体験して、みんなにこにこ、みんな生き生き」というキャッチフレーズがあります。多くの行事を通して、子どもたちのそんな姿を見ることが出来ました。
さて、11月には、「わくわく展覧会」があります。先生や友達と関わりながら、製作に取り組んでいるところです。どんな作品が出来上がるのか今から楽しみです。
「行事を通して子供は育つ」と、よく言われます。ただ単に行事を楽しむだけではなく、五感を通しての自然との触れ合い、ルールを守ることの大切さ、他の人との関わり合いなどたくさんのことが身に付きます。私たち大人は、子供の成長のその時その時を見過ごすことなく、温かい心で援助をしていきたいものです。